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カーフィルムを自分で貼ってみたいけれど、きれいに仕上げられるか不安。そんな人も多いのではないでしょうか。
私はこれまでに3台の車に、自分でカーフィルムを貼ってきました。ミラココア用のカット済みカーフィルムもAmazonで購入し、自分で施工しています。
もちろん、すべてが完璧だったわけではありません。風にあおられてフィルムの糊面同士がくっつき、シワになったり、色が剥げてしまったこともあります。それでも、自分の車だからこそ、多少の失敗も受け入れながら施工してきました。
今回は、そんな私の経験から、カーフィルムを自分で貼るときの注意点や、失敗しにくくするコツを紹介します。
カット済みカーフィルムでも簡単に貼れるとは限らない
車種専用のカット済みカーフィルムは、ガラスの形状に合わせてあらかじめカットされている商品です。自分で一から型を取って切る作業が少なくなるのは、大きなメリットです。
ただし、カット済みだからといって、誰でも簡単に貼れるとは限りません。特に重要なのが、フィルムの扱い方、ホコリ対策、施工液の量、そして車の内装の構造です。
今回購入したのはミラココア用カット済みフィルム
私はAmazonでミラココア用のカット済みカーフィルムを購入しました。
カット済みフィルムを選ぶときには、車種だけでなく年式や型式、適合するガラスの位置なども確認することが大切です。購入前には商品の適合情報をよく確認しておきましょう。
大失敗!風で糊面同士がくっついてしまった
これまでの施工で、特に忘れられない失敗があります。それは、少し風のある日に作業していたときのことでした。
貼り付ける直前のフィルムが風にあおられ、糊面と糊面がくっついてしまったのです。慌てて剥がしたところ、フィルムにシワができ、一部は色まで剥げてしまいました。正直、泣きそうになりました。
それでも、自分の車です。私はそれほど完璧主義ではないので、そのフィルムをなんとか貼り付けました。色が抜けてしまった部分は、マジックペンで補修しました。
外から見るとほとんど目立たない仕上がりになりましたが、車内から見ると失敗した部分はよくわかりました。もちろん、マジックペンによる補修はおすすめの施工方法ではありません。あくまで、私がそのときに行った応急的な対処です。
この経験から学んだことは、風のある日は無理に施工しないことです。
フィルムは薄く、糊面がくっつくと元の状態に戻すのが難しくなります。施工する日の環境は、想像以上に重要だと思います。
施工液はケチらず、十分に使う
私がカーフィルムを貼るときに特に大切だと思っているのが、施工液の量です。施工液が少ないと、フィルムの位置を調整しにくくなります。
私の経験では、施工液はケチらず、十分に使うことが重要です。ただし、使用する液剤の種類や濃度は、フィルムのメーカーが指定する方法に従ってください。
カーフィルムの施工液は専用品が必要?
施工液には、いくつかの選択肢があります。
- フィルムの説明書で認められた中性洗剤の希釈液
- 水で薄めて使用する専用施工液
- そのまま使用できる液体タイプ
- 缶スプレー式の施工用品
私自身、以前にスプレー缶タイプの施工液を使ったことがあります。使ってみた感想としては、正直なところ、使用した液剤の種類による大きな違いは感じませんでした。
ただ、初心者のころほど「専用品を使った方が失敗しにくいのでは?」と考えたくなるものだと思います。そんな気持ちもよくわかります。
専用品には、自分で液を調合する手間を省けるというメリットがあります。一方で、専用品を使えばホコリやシワなどの施工ミスがなくなるわけではありません。
私が大切だと思うのは、液剤の種類以上に、適切な施工液を十分に使い、フィルムの位置を調整しながら丁寧に作業することです。
なお、施工液はどれでも自由に使えるわけではありません。フィルムメーカーによって使用可能な液剤が異なります。例えばBRAINTECの施工説明では、スプレー缶タイプの施工液などを使用しないよう明確に指示しています。専用品であっても、購入したフィルムの説明書を優先し、適合しない液剤は使用しないでください。
水で薄めて使うタイプの専用施工液には、次のような商品があります。
スプレー式の施工用品には、次のような商品があります。槌屋ヤックのDF-S07は、販売店の商品説明によるとウインドーフィルム専用のスプレーで、商品名に「接着」とありますが、接着剤成分は含まれていません。
ホコリには細心の注意を払う
カーフィルムを貼るとき、ホコリは大敵です。フィルムとガラスの間に小さなゴミが入ると、きれいに仕上げることが難しくなります。
私が気をつけているのは、車内でできるだけ静かに動くことです。シートの上で大きく動けば、ホコリが舞い上がることもあります。
ガラスを十分に清掃することはもちろん、施工中もホコリを立てないよう意識しています。特に、糊面を出してからガラスに貼り付けるまでの時間は、慎重に作業したいところです。
ヘラで中央から外側へ、施工液を押し出す
フィルムをガラスに合わせたら、付属のヘラなどを使って施工液を抜いていきます。このとき大切なのは、フィルムの位置がずれないよう注意すること。
私の場合は、中央から外側へ向かって、少しずつ施工液を押し出すようにしています。
中から外へ、外へ。
この作業を丁寧に繰り返し、空気や施工液が残らないようにします。気泡を残さず仕上げることも重要です。
なお、細い針で気泡を抜く方法を以前に読んだことがありますが、私自身の実践例ではありません。フィルムを傷める可能性もあるため、気泡が残った場合は、まず商品の説明書に従って対処することをおすすめします。
ドアガラスは内張りを外す知識も必要になる
カーフィルムを自分で貼る場合、フィルムの貼り方だけを調べておけばよいとは限りません。
私の場合、ドアガラスの施工では、ガラス全体に触れられるようにするため、ドアの内張りを一部取り外す必要がありました。そのため、あらかじめ内張りの外し方を知っておくことが大切です。
車種によって固定方法は異なり、無理に外そうとするとクリップや内装部品を破損するおそれがあります。また、ドア内部の配線などにも注意が必要です。
すべての車種で内張りの取り外しが必須とは限りませんが、購入前に自分の車の施工方法を確認しておくと安心です。
リアガラスが3分割なら、説明書どおりの順番で貼る
もうひとつ注意したいのが、リアガラスのフィルムです。カット済みフィルムの中には、リアガラス用が3分割になっている商品があります。リアガラスは曲面になっていることも多く、施工しやすいように分割されている場合があります。
ここで大切なのは、説明書に指定されている貼り付け順序を守ることです。
分割されたフィルムは、重なり方や位置合わせを考えて設計されていることがあります。自己判断で順番を変えるのではなく、まず説明書をしっかり読んでから作業しましょう。
熱線の端子など、障害物にも注意する
リアガラスには、曇り止め用の熱線や、その接続端子などがあります。これらがフィルムの施工を妨げる場合もあります。
カット済みフィルムであっても、端子などの形状に合わせて、追加で加工する必要がある場合があります。
私が大切だと思うのは、貼り始める前に障害物の位置をよく確認しておくこと。必要に応じて丁寧に型を取り、フィルムを加工してから施工します。
無理に貼ろうとすると、フィルムにシワができたり、折れたりする原因にもなります。熱線や端子を傷めないよう、説明書を優先して慎重に作業しましょう。
カーフィルムを貼る前に知っておきたい法律上の注意点
カーフィルムは、どのガラスにも自由に濃いものを貼ってよいわけではありません。
日本では、フロントガラスや運転席・助手席の側面ガラスについて、フィルムを貼った状態で可視光線透過率70%以上などの保安基準を満たす必要があります。フィルム単体の透過率ではなく、ガラスと合わせた状態での透過率が重要です。
リアガラスや後部座席の側面ガラスとは規制条件が異なりますが、夜間の後方確認など、安全性にも十分に注意したいところです。施工する位置に応じて、保安基準を事前に確認しておきましょう。
3台施工して感じた、DIYカーフィルムの魅力
カーフィルムを自分で貼るのは、決して簡単な作業ばかりではありません。風による失敗もありましたし、シワや色抜けに悩んだこともありました。
それでも、自分で作業するからこそ、施工のコツが少しずつわかってきます。
完璧な仕上がりを求めるなら、専門業者への依頼も有力な選択肢でしょう。一方、自分で作業することが好きで、多少の失敗も経験として受け入れられる人なら、DIYに挑戦する楽しさもあると思います。
まとめ|カット済みでも準備と慎重さが大切
これまで3台の車にカーフィルムを貼ってきて、私が特に大切だと感じたのは次のことです。
- 風のある日は無理に施工しない
- 施工液は適切な濃度で、十分な量を使う
- ホコリを立てないように気をつける
- ヘラで中央から外側へ丁寧に液体を押し出す
- ドアの内張りを外す必要があるか確認する
- リアガラスの分割フィルムは指定の順番で貼る
- 熱線端子などの障害物を施工前に確認する
カット済みフィルムは便利ですが、貼る作業まで自動的に簡単になるわけではありません。説明書をよく読み、準備を整え、落ち着いて作業することが大切だと思います。
私の失敗談や経験が、これから自分でカーフィルムを貼ろうと考えている人の参考になればうれしいです。
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※この記事は筆者のDIY施工経験をもとにしたものです。車種やフィルムの仕様に応じて、製品説明書や車両の整備情報を確認してください。

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